混雑時に感じるプレッシャーが大変です

ずっと立ちっぱなしで仕事をしなければならないというのは、最初の頃はきついなあと思ったけれど、時間が経てばそれも普通になり、そこまできついなあとは思わなくなりました。それよりもきつくて精神的にしんどいなあと感じるのが混雑時のお客さんからのプレッシャーです。月曜日から木曜日の夕方4時半ごろから5時半ごろは、仕事終わりで今晩の夕食を早く家に帰って作らなければならないという仕事を持つ主婦の人たちから「早くして」、という目には見えないけれドひしひしと感じるプレッシャーがあります。同じように並ぶ列の中には値引き商品を狙って買いに来た主婦の人たちもけっこうたくさんいて、その中の一部の人は同じ時間帯に同じものを狙って来店しているのでお互い顔見知りになっていることもあって、会話の中に「もう少し手際よくしてくれるといいのにね。」何ていう話もしています。こちらの方も短くなったと思ったらまたすぐに伸びていくレジに並ぶ人の列を横目で見ながら、前にいるお客さんの購入品をレジに通しながら心の中で、「こっちこそ早く終わってほしいと思ってる!」と叫ぶことになります。年末はこれがもっと大変になって、小学生ぐらいの子供を連れた人が増えるので余計に店全体がうるさくなり愚図りだしたりもするので、それもプレッシャーに加わります。

クレーマーの対応が大変です

スーパーのバイトをしていて一番きつく感じたのはクレーマーの処理です。田舎のスーパーで近くに団地もあるので、来るのはお年寄りやファミリー層。若い人は近くのコンビニに行く人が多いので、すごく楽だと思っていました。でも、団地前のスーパーは本当にクレーマーが多いんです。例えば、大きな売り出しの日になると朝から電話がかかってきます。「今日は足の具合が悪いから2つ取っておいてちょうだい」「子どもがいて大変だから5つ取り置きで」こんな電話が珍しいものではありませんでした。事情とかお気持ちはわかるのですが、スーパーの売り出しは個数限定。朝から並んでくださっているお客様に申し訳ないので、こういうやり方は出来ません。それでも、「すぐ目の前なのにどうしてダメなんだ!」「私が行くなと言えば団地のみんなは行かなくなるから店が潰れるぞ!」と言われます。他にも、いきなり店員の態度が気に食わない、品質が気に食わない、うちの部屋から古いスーパーが見えるのは気に食わないと本当にクレームだらけ。私が一番クレーム処理がうまいからということでよく処理をさせられたのですが、時給には全然見合ってないと思います。こういうスーパーは特殊だと思うのですが、高齢者とママさん世代の強さを思い知らされました。

スピード第一で大変でした

学生時代、近所のスーパーでバイトをしました。勤務部は青果部だったのですが、そこの主任がなかなか厳しい人で、バックヤードでの作業は、とにかくスピード第一。センター便と言って日に3度荷物が届くところだったのですが、まずは冷蔵庫に保管するものと売り場に出すものの仕分け。もちろん、冷蔵庫に保管するものは、出すときをイメージし、自分で優先順位をつけて置く順番を決めます。次に、売り場に出すものは、これも優先順位をつけて作業するのですが、一番心に残っているのは、「商品は持ち替えて作業するな」です。例えば、バナナをカット→グリーンテープを巻く→売り場に出す、という流れの場合は、まず一気にバナナを包丁でカット(リズミカルに、迷うことなくカット)したあと、バナナを左手に持ち、右手でグリーンテープを巻いたら、左手で量りに乗せ、右手で値付け札を貼って、左手で売り場に出す台車に乗せます。片手でどんどん作業しないと、その場でこっぴどく叱られました。また、バイトとはいえ、お客様から見たら同じ従業員。ということで、野菜や果物の知識を身につけるよう言われ、実費で本を購入し(当時はあまりPC検索が主流ではなかったため)、休憩時間に読んでいました。「バイト=簡単な補助業務」と思っていたのですが、当たる主任さんによっては、かなりのレベルを求められるので、このときはとにかく精神的にもきつかったです。