自分の体に負担がかかるので大変です

人力車のバイトと言うともっぱら体力勝負、または天候が厳しい中でも動かねばならない的な過酷な条件、といった外的要因をきつい理由としてあげがちです。しかし実際には、それ以上に自分の体に負担がかかるお仕事でもあるのです。そもそも慣れていない状態なら筋肉痛になりますし、ひじを痛めたり、かかとの皮がむけてしまったりといった事はあり得ます。そして最も大変なのは腰を痛めてしまうこと。腰痛と言うのは年配の方がよくなりがちな現象ですが、人力車を引く際にうまくバランスをとり腰に負担のいかない引き方で対処しないと致命的になりかねません。腰は歩行するための基本的な身体の機関ですから、ここを痛めてしまえば仕事に差し支えるだけでなく日常生活にも支障をきたすことになります。私の場合、踏み込む際の姿勢で力が更新に集中するような体制であったため、そこに歪みが溜まってしまったようなのです。結果、ある朝目覚めた際に激痛が腰に走り起き上がれなくなってしまいました。何しろまともに歩くこともできないのです。
結局その際は腰痛対策のゴムベルトを装着しつづけることで幾分緩和はされました。医師からのアドバイスによると、予防のために普段からストレッチを行い体を柔らかくしておくこと。そして何より重心を沈めてバランスを取るために下半身を鍛えておくこと。これらが重要だそうです。

最初は体力不足で身体がもたないので大変です

人力車は現在は人気があり憧れる方も多くいらっしゃるかと思います。しかし、現実はかなりの異なります。
まずその人力車の走るルートの観光名所を完璧に覚えることが必要です。これは場合によっては説明なしで行くこともありますが、基本的には観光名所にある為、観光名所を案内しながら進んでいきます。お客様からもらう金額も安いわけではないので、「ここなんだっけ?」なんてことを自分が思ってしまっては仕事になりません。なので、まずはルートと観光場所、そこのルーツを全てに頭に叩き込まなくてはいけないので、覚えるのが苦手な人には凄く辛いです。自分の場合は記憶力がそんなにいい方ではないので、凄く辛く難しかったです。それと並行して辛いのが、体力面です。これは誰もが分かっていることだと思うのですが、人を1人ないし2人を乗せて走るわけなので、かなりの筋力と体力が必要です。最初から筋肉質で体力に自信がある人ならいいと思いますが、自分は筋肉も人並み以下で体力も全く無かったので、想像以上に身体がついていきませんでした。しかし、筋肉と体力は長く続けていけば必然とついて行くものです。今は身体つきも変わってお客様ともお話しもできて楽しくやれています。最初は本当に辛いことしかないですが、そこを辛抱すれば私のように楽しくなってくるかもしれません。