ずっと立っているのがとても大変です

60歳の時に警備の仕事を初めてしました。場所は中央競馬の競馬場です。例えば指定席などの入口に立って入場をチェックします。要するにそこから先に入れる人と、そうでない人を分けるわけです。通行可能な人を通し、そうでない人は「入れない」ことを説明します。非常に簡単な仕事ですが、イスは無く立っていることが必要です。一か所に約15分立った後、次の場所に移動しまた同じことを繰り返します。そのようなポイントが全部で4ヶ所あり、それらを全部回って初めて休憩となります。ただ立っているだけでなく、案内もしたり、緊急時の対応もしなければなりません。案内は施設のことをあらかじめ勉強しておれば対応できます。また緊急時の対応も、自分一人でやるわけではないのでそれほど苦痛ではありません。しかし何と言ってもずっと立っていることが最初は苦痛でした。現場に配属される前に、あらかじめWINSでの研修がありました。クッションの良さそうな靴を履いて、これ以上ない状態で研修に臨みました。しかし一日の仕事が終わった時は脚が棒のようになっていたことを覚えています。これまでの人生でそんなに長時間立ち続けたことがなかったので、それも仕方ありません。この辛さは何か月かすれば慣れます。しかしこれに加えて寒さが厳しい時などはやっぱり辛かったです。しかし警備員の仕事はサービス業の基本を学べる仕事だと思います。

いつまで続くか分からない労務が大変です

私の経験から言いますと警備員のお仕事はかなりつらいものがあります、まず賃金に関しても50種別有る仕事の中でも最低の順位で、金額は決して良くないお仕事です。そして次に書類を集めるのが大変なお仕事になります、警備員になる為には履歴書だけでは警備員にはなれません、各市区町村が発行する身分証明書や、成年後見人の後見人が付いていない物や、過去5年以内に犯罪をしていない者や、診断書で向精神薬を飲んでいない者、または麻薬及び大麻の中毒者ではないと言う事を公的に、証拠として残して初めて法廷研修を受ける事が出来ます。この研修は30時間以上と法律によって決まっており、1時間でも削ったら警備業法違反で会社がやられるくらい重たい処分になりますので、結構厳しく教育はされます。研修が終わってやっと現場に出ても、年度末なんかに現場に出ると、何時まで現場が続くか分からない、なんて事は当たり前です、作業員さんは休憩できますが、警備員には休憩などありません、交通規制をかけてしまったら、自分の持ち場所は責任を持ってやらなくてはいけません。以上の事を考えたら決して高単価で、楽な仕事だと言う事は言えないと思います。また作業員から終了の合図が出るまでは、基本的には立ちっぱなしのお仕事ですので、足も棒になるようなお仕事になります。

酔っぱらいが大変です

私がやった警備員のアルバイトは花火大会の警備のアルバイトでした。皆さんも経験があると思いますがお祭りとかイベントになるとついついテンションが高くなってしまいますよね。案の定花火大会にもそういうお客がいます。そしてそういう客はお酒を相当に飲んでいてキレやすい、思考力が落ちている、止めてほしい周囲も酔っぱらっているという絡まれたら最悪の状態で絡んできます。その上警備員を含んだスタッフは「言うこと聞いて当たり前」という感覚がお酒が大量に入っていることでより強く出ているようで沸点がそこか?っていうような所でキレてしまうので困ってしまいます。また警備員という立場上その場を離れてしまうわけにもいきません。離れることで何か別のトラブルが起きて怪我人なんかが出てしまったら、酔っぱらいへの対応は個人レベルで処理出来ますが、怪我人或いは死者が出てしまうような事件沙汰になると個人レベルではどうしようもない主催者が責任を負わないとダメなレベルの事態まで進んでしまう事も想定されるからです。そこは業務の開始前に念押しされるので注意してください。とにかくなにも起きない事を願いながら警備員の仕事はやるしか無いというのが現実です。