体力がないと大変です

一口にコンサートのバイトといっても業務によって配属される場所が違います。チケットのもぎりや席への案内、電子チケットの対応など色々経験してきましたが、その中でも私が一番きついなと思った物販について書きたいと思います。基本立ち仕事で、場所によっては室外で行うこともあるので天気や季節によっては体調を崩してしまうぐらい大変な時もありますが、何より作業開始時間がとても早いです。人気のコンサートであればあるほど販売開始時間が早いので集合時間も早くなります。グッズの準備や説明を聞いたりする時間もあるので、基本販売開始時間の1時間半から2時間前が集合時間となります。早いときで6時半に集合の時もあり、会場が遠い場合もあるので始発で出勤することもありました。終了時間も遅く、コンサートの最終日には余ったグッズをトラックに積みなおす作業もあるため長い人で終電まで勤務していました。長時間の労働になるのでこまめに休憩もありますが、朝から晩まで体力を使うのでかなりきつかったです。また、大会場でのコンサートの場合は、来場者以外にも物販のためだけに来られる方もいるのでたくさんの方が来ます。当日はじめて接触する商品を、なるべく早くかつ間違いのないように販売しなければいけないので神経も使います。まれに早口でまくし立てたり、自分がサイズを間違えたにもかかわらず怒鳴り散らす方がいて(基本的に不良品以外の返品・交換はしないことが多いです。)、そういう方に当たってしまった場合は精神的にもかなり疲れがきます。その代わり、時給は高い場合が多く、拘束時間も長いので1日で高収入を得られるので、体力があって収入を増やしたい方にはおすすめなバイトです。

座席を覚えるのが大変です

私は某在京オーケストラがホールでコンサートを行う際に、定期会員様の継続手続きや、コンサートに聞きに来られたお客様の座席案内をお手伝いするバイトをしていました。継続手続きにしろ、座席案内にしろ、お客様に座席の位置を聞かれた時が一番大変でした。特に会員の継続手続きの際は、現在登録されている座席をそのまま継続する場合は問題ないのですが、今の座席が気に入らず、新しく座席を替えたいと言う申し出の時は、頭の中でしっかりとコンサート会場の座席表を描きながら説明しなければならず、お客様がどういう座席を望んでいらっしゃるのか判断し、会場の席をおすすめするときが一番緊張しました。自分がおすすめした座席に満足してくれた場合は良いのですが、気に入らなかった時は後からクレームが入るので、毎回緊張して対応をしていました。その点、チケットに記載されている座席の場所が分からずに聞かれた場合は、会場内の案内図があるので、それと照らし合わせて説明したり、座席までお連れてして対応出来るので、まだプレッシャーはあまり感じることはありませんでした。バイトの時間外でも、常に会場の座席表は眺めて、きちんと暗記できるようにしていました。そうすることで、お客様の対応をしている時も座席を思い浮かべながらおすすめできるので、精神的にも楽になることができましたが、色んな会場を覚えなければならず、時々会場が混ざったりして大変でした。

舞台の設営スタッフの罵声は異常、人間扱いされない

某有名演歌歌手のコンサートの設営・開演中の警備・撤去のバイトの体験談です。まず早朝から舞台の設営をするのですが、指示を飛ばすスタッフの態度が異常でした。初めから終わりまで常に罵声を飛ばしていて殺されるかと思うほどでした。同じバイトが20人近くいたのですが、人間扱いされませんでした。そして設営が終わったら今度は公演中の客席での警備です。演歌のコンサートなので客層はほとんど高齢者でした。みんな舞台の前までいって某演歌歌手に花束をあげにいくのですが、初めて見る光景で笑ってしまいました。公演が終わるとまた罵声の中で撤去が始まるのですが、衝撃だったのが客からもらった花束を全部投げるようにして、即全部廃棄していたところです。罵声を浴びせてくるスタッフだけではなく、笑顔を振りまいて握手していたあの某演歌歌手も含めて本当に人間のクズだと思いました。もう二度とあんなバイトはしたくありません。今でもバイトの求人広告を見るとそこの会社からたくさん募集が出ています。バイトに対してまともな扱いをすればお金を払って求人広告をそんなに頻繁に出す必要もないだろうに、本当に頭が悪いと思います。そんなバイトまでして金を稼ぎにいった自分を情けなく思いました。