食材の位置を覚えることが大変でした

私はキッチン担当でした。キッチン担当で大変だったのは、まず食材の位置を覚えることです。私が勤めていたファミリーレストランでは、冷蔵庫内における食材の位置がきっかりと決められていました。ここが野菜でここが麺類で、といった具合に大まかなわけではなく、もっともっと厳密なものでした。ここがジャガイモでここがサツマイモで、といった感じに各野菜の置き場所すらもきっちりと決められているのです。取り出した食材を戻す時に場所を間違えて置こうものなら、それはもう盛大に怒られたものです。また、新人の頃、教わってもいないメニューをお客さんに出すものとして作ってくれと言われたこともありました。困った私が教わっていないことを素直に告げると、指示を出してきた先輩は「教えただろ」と威圧してきました。飲食はブラック、とよく言われますが、それは本当なんだなとこの時理解しました。そのほかにも、勤務時間を大幅にオーバーしても帰してくれなかったりなど、きついことがたくさんありました。正直な話、ファミレスでバイトしようかどうかを迷っているなら、しない方がいいと思います。こういうお店でどうしても働きたいのだという強い意志がなければ、絶対に途中でやめることになると思います。

混雑時の仕事量が大変でした

暇な時間帯は、落ち着いて調理できるので基本的に仕事は楽しかったです。ですが、土日や連休日の混雑時は目が回るほど忙しいです。一気にたくさんのオーダーが入るので順番に、平行できるものは同時に調理をしなければなりません。キッチンはあまり広くないところが多いと思うので働ける人数に限りがあります。少ない人数で効率的に作業しないといけないのでチームワークがかなり重要になります。お客様からしてもあまりに待たされたり、自分より後にオーダーした人に先に料理が運ばれてくるところを見てしまうとクレームを言われることも多くあります。当たり前ですが、髪の毛一本入っていたり異物が入っていることは絶対許されないので常に細心の注意が必要になります。仕事中は、気を抜けることが全くありませんでした。キッチンの仕事は調理をすることだけというイメージで入ってくる方が多いのですがそれだけではありません。ほとんどのところが毎日営業終わりに掃除があります。衛生的に常に綺麗な状態でおかなければいけない場所なので掃除も丁寧で時間をかけてやります。月末には食材の棚卸し、食器の数を数えたりとやることがいっぱいです。ただ、調理が好きというだけだと面倒なことがいっぱいです。面接や応募の段階でどこまでの作業をするのか確認した方がいいと思いました。

油汚れが大変でした

1番きつかったのは油汚れです。私がアルバイトをしていたお店では、揚げ物用にフライヤーがあったのですが、自分の服から床まで油まみれになります。アルバイトを始めた頃は油自体の匂いが凄くきつかったのですが、それは1ヶ月もすると慣れました。ただ、油汚れだけはなかなか慣れません。毎日閉店後にフライヤー周りを拭き、床にモップがけをしているのですが、正直気休め程度にしかなりません。家庭で使うような油汚れに強いタイプの洗剤を使用してはいるのですが、やはり家庭と油の量に差がありすぎるようで、あまり効果がありません。それどころか拭いた所の油が伸びてしまい、そこら中つるつるで滑ってしまいます。週に一度、お店のなか全体の床を掃除するのですが、掃除してから1週間もたつと、お客様の飲食スペースまで少し滑りやすくなってしまってます。そこは妥協する事なく、徹底的に掃除しますが、体力的にきついです。モップをかけすぎて次の日に筋肉痛になるくらいです。当然ですが服についた油もなかなか取れません。一度洗濯機で洗濯をした程度だと、油の匂いもなかなかとれません。それどころか他の服にも油の匂いがついてしまいます。なので、アルバイトで着ていた服は、手洗いである程度、油を落としてから洗濯をしていました。フライヤーさえなければ、大分楽になると思います。