土運びと冬場の水やりが大変です

小学生女子がなりたい職業の上位にくる花屋さん。私が大学生の頃にした花屋でのアルバイト体験を語りたいと思います。花屋の何がきついかと言えば、土運びでしたね。花屋と言っても、切り花の他に鉢植えや花苗、道具など、園芸全般を取り扱う店でしたから、重いものを運ぶ機会が多かったことを覚えています。園芸用の土や肥料を台車に乗せて運び陳列することは、かなりの重労働でした。まだ若かったから腰痛やギックリ腰などにはなりませんでしたが、全身運動していたような感覚でしたね。陳列している間、お客様からの問い合わせがあれば受け答えせねばなりませんから、商品知識も必要です。アルバイトと言えど、お客様から見れば店員の一人です。土や肥料の用途や使い分けなど、必死で覚えました。分からないところは社員や園芸に詳しいパート社員に聞いてメモを取り、一つ一つ頭に叩き込んでいきました。もう一つ、きつかったのが、冬場の水やり。これは手先がしびれて寒かった。広い店全部の花にシャワーやジョウロで水やりしていくわけです。夏や春は良いんですけどね。外に陳列してある花に水をやる時は特に厳しかった。水やりの時も、たっぷり水を与えないといけない花、逆にやりすぎると枯れてしまう花など、考えながら行う必要がありました。ただやみくもに水やりしてもダメなのです。花屋のアルバイトって、ニコニコ優雅なイメージがありましたが、そうではありませんでした。やはり花も生きてますからね。いい加減な気持ちでいてはダメなのです。しかしながら、花が好きだったので、楽しかったのは確かです。

水揚げで手がボロボロで大変です

私がバイトをしたお花屋さんは、茶花を取り扱う老舗のお花屋さんでした。そのため、取り扱うお花の種類、数と共にとても多かったです。お花が新しく入荷された日には、店員が総出で水揚げの作業に取りかかります。そうでもしないと、一日で水揚げが終わらないのです。そのくらい、たくさんのお花が入荷されていました。ちなみに、花の水揚げとは基本的には茎の先を切って水につけておく作業を言います。様々な種類のお花があるので、中には固い茎を持つものも水揚げもしなくてはなりません。さらに、お花だけでなく、椿やウメモドキなど、「枝物(えだもの)」といわれる商品の水揚げも行います。この「枝物」はかなり太い枝になるため、ノコギリやトンカチを使用して根元を切り、水揚げをするのです。他の方も水揚げの作業をしている中、枝物の水揚げをしなくてはなりません。しかも、椿やウメモドキはとても大きく、スペースを必要とします。バイトという立場の私は、階段の踊り場などの狭くて不安定な場所でノコギリとトンカチを使って水揚げをしなければなりませんでした。その結果、ノコギリで手を切ってしまったり、トンカチで指先を打ってしまうこともしばしばありました。しかしこんなことは日常茶飯事で、花屋の仕事は手が非常に汚れてしまう仕事です。毎日の水仕事で、手は荒れに荒れます。毎日ハンドクリームを塗り、手袋をして寝ないと、あかぎれや霜焼けで痛くてしょうがない、なんてこともありました。日々の積み重ねの中でできたあかぎれや怪我の跡・・・手が怪我ひとつない綺麗な状態、ということがなかなかありませんでした。これが花屋でキツいな、と思ったところです。

土日休みがなく、重労働なので大変です

花屋のバイトのきついところは、土日に休むことが出来なくて、さらに重労働なことです。花屋さんは可愛いイメージがありますが、水揚げや、水の交換などをする時があり、お花の量も多いのバケツが重いのです。結構働いていると腰が痛くなり、納品された花を並べたりします。かなり力作業な部分が多く、ある程度力のある人でなければきついです。私は力がある方だったのですが、やっぱり重くて腰も痛くなってしまいました。花屋さんは給料もあまり良くないので重労働なのにあまりお金をもらえないので割りに合わないと思いました。お花が好きで、力のある人は続けることができますが、力の弱い人は少しきつい仕事になると思います。また、水やりは1つ1つ行うので、結構疲れます。しゃがんで行う作業も多かったため、足も痛くなりました。お花を見ていると癒されるということもありますが、それ以上に足が痛くなってしまいました。母の日は特にかなりのお客さんが花屋さんに来るので多くの人を一気に相手にするのはかなり大変でした。実際に働いて見て、とても体力のいる仕事だなぁと実感しました。可愛らしいイメージとは遠ざかるような、足と腰の疲れが半端なくくる仕事でした。